髪の毛の悩みは毎日のお手入れで解消できます
ツヤのあるさらさらの髪になろう
髪の毛にツヤはありますか。髪の毛に傷みはありませんか。赤ちゃんの髪の毛のようなさらさらの髪はいいですよね。髪の毛の栄養成分を奪わない洗い方で静電気も防止しましょう。パーマや髪の毛を脱色したり染めることによって髪の毛にダメージを与えてはいませんか。髪の毛の傷みや静電気防止、静電気対策のためのシャンプーやトリートメントの使い方などご紹介します。
シャンプーが髪の手入れの基本です
シャンプーは夜に
「朝シャン」という言葉が生まれてからだいぶ経ちます。朝、シャンプーするという生活スタイルが定着している方もおられるのではないでしょうか。朝にシャンプーすれば、乾かしながらセットできて、そのままお出掛けできるので、合理的なようにも思えますね。ところが、髪のことを考えると、シャンプーするのは夜のほうがいいのです。
髪は寝ている間に育ちます。昼の間に付着したホコリ、フケや垢などの頭皮の汚れは夜に落としてしまいましょう。湿気の多い梅雨時や、汗をかいた日は特に念入りにシャンプーしましょう。頭皮を清潔にしてから寝るのがキレイなさらさらの髪を作る基本なのです。
トリートメントで髪に潤いを
毎日のトリートメントで髪の毛の傷みを修復
髪の毛の傷み(ダメージ)を修復するには、なんといってもトリートメントが効果的です。シャンプーで汚れをしっかり落とした後はトリートメントで保湿してあげましょう。
トリートメントは髪の毛への潤い補給が目的です。髪の毛だけに塗布してあげましょう。地肌にトリートメント剤がつかないよう気をつけて。トリートメント剤が地肌についてしまうと、ニキビや吹き出物の原因になることもあります。
トリートメント剤にはインバス用のトリートメント剤とアウトバス用のトリートメント剤があります。インバス用は洗い流すトリートメント、アウトバス用は洗い流さないトリートメントです。洗い流さないトリートメントはドライヤーの熱から髪を守ります。また、静電気防止に役立つようです。
モテ髪になる!トリートメントのしかた(インバス用洗い流すトリートメント)
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髪型はここで決まる!ドライヤーで好みのヘアスタイルに
自然乾燥では髪が傷みます
シャンプー後、髪を乾かす段階でドライヤーを使っていますか?ドライヤーの熱風を髪に当てたら髪が傷むのではないかしらと心配になりますよね。でも実際は自然乾燥させたほうが髪は傷みやすいのです。
髪の毛は細胞が角質化したもので、すでに死んでいる組織です。髪の毛の構造は、細かい繊維が髪の毛表面のキューティクルによって束ねられているのです。キューティクルは魚のうろこのような形をしていますので、髪がしなやかに動くのです。髪の毛のツヤはキューティクルの輝きなのです。
健康な髪の毛はキューティクルが密に整っています。キューティクルが剥がれたり裂けたりして壊れると、中の繊維がむき出しの状態になり、ツヤがなくなります。これが髪が傷んだ状態で、枝毛、切れ毛の原因となります。髪を傷めないということは、キューティクルを壊さないことなのです。
シャンプーした後は髪の毛がたっぷり水分を含んでふくらんでいます。この時、キューティクルは立ち上がって開いてしまっている状態で、髪がこすれるだけで簡単に傷ついてしまいます。早く乾かそうと頭を振ってバサバサと髪を動かすのは厳禁です。
髪が乾いていない状態で寝てしまうのも、枕との摩擦でキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。また、水分を含んで開いていたキューティクルが、乾いてくると閉じていきますが、その時髪の毛は枕に押さえつけられた不自然な状態で固定されます。これが寝癖です。
その他、髪が水分を含んでいる状態が長く続くと頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。髪はできるだけ早く乾かしたほうがいいようです。